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スイスの思い出
〜インターラーケン〜
2000.9.11〜13

9/11(月)快晴
今日は、シャフハウゼンの町をあとにし、列車でインターラーケンへ向かう。予定では、AM11:09の列車にのリ、ベルンに立ち寄ってからインターラーケンへ行くつもりだったが、あまりあわただしくしたくなかったので、ホテルでゆっくり朝食をとり、11:30頃にチェックアウトし、予定より1時間あとの列車で出発した。

列車の旅は、本当に楽しかった。チューリッヒで乗り換えて、インターラーケンまで約3時間。あっという間の時間だった。
列車の中では、隣になった女性が話しかけてきたので(といっても英語がほとんどできない人だったので、お互いカタコト)、思わぬ出会いがあった。
窓からの景色はまさに『世界の車窓から』といった感じで、最高にきれいだった。途中で、本当は立ち寄るはずだった、ベルンに列車が停車した。窓からベルンの町を眺めると、古い建物が立ち並び、異国情緒にあふれている。この町を歩くことができないのはやや残念だ。
そんなこんなで、3時間、まったく退屈することがなく、インターラーケン・ヴェスト駅に着いた。
駅から、今夜の宿、「HOTEL BAREN」までは、徒歩4分。駅からとても近く、郵便局のすぐそばだった。
ホテルに入りチェックインを済ませたが、シャフハウゼンのホテルとは比べ物にならないくらい・・・ボロ(確かにシャフハウゼンのホテルは、値段の割に良すぎたといえるのだが・・・)。でも、部屋もバスルームも広々とはしていた。まあ、こっちの方が、身分相応か・・・?
しばらくホテルで明日からの予定を立てたり、荷物の整理をしたりしてのんびり過ごし、PM5:00頃、散歩に出ることにした。
観光局へ立ち寄って、明日からの登山列車の時間や電車代の確認などをした後、私たちは、旧市街(ウンターゼン)の方へと歩くことにした。



ホテルや観光局のそばは、観光客がたくさんいて騒がしいところだったが、このウンターゼン教会の周辺は、あの賑わいが嘘のように、とても静かで、落ち着く場所だ。
町並みも、まるでディズニーランドにいるような、かわいらしい景観で、一つの町にいる、ということを忘れてしまう。
また、この近くの橋からアーレ川を山に向かって望むと、川の青と、美しい山並みとがマッチして、すばらしい景観を創り出す。
ここにボーっと突っ立てるだけで、心地よい。
この後、私たちは、近くのスーパーに寄って、夕食用にチーズや果物などを買い込み、ホテルへ戻った。
サマータイムで、PM9:00頃まで、外が明るかったため、ホテルで夕食を取りながらお喋りをしているうちに、ついつい夜更かしをしていた。
9/12(火)晴れ曇り雨
今日は、グリンデルワルドからクライネシャイデック、ユングフラウヨッホへと周る予定だ。
さっさと朝食を済ませた私たちは、予定より1時間早い列車で、まずはインターラーケンオスト駅まで行き、そこから乗り換えてグリンデルワルドまで行った。そこから乗り換えて、クライネシャイデックまで行くことができるが、私たちは、あえて次の駅、グルントで降りることにした。


グルントから歩いて5分ほどのところにゴンドラ乗り場がある。そこからゴンドラでメンリッヒェンへ行き、メンリッヒェンからクライネシャイデックまでハイキングをするのである。


私たちと同じコースを辿ろうとしている観光客は他にもたくさんいて、ゴンドラ乗り場は、その人たちについていくだけですぐにわかった。
ゴンドラは、白人のおばあちゃん二人と相乗りになった。何語を喋っているのかすらわからなかったが、ボディランゲージだけで(英語も通じなかった)、30分間大笑いしながら盛り上がりつつ、絶景に感動しつつ、ゴンドラに揺られた。
私たちは、ゴンドラを降りた後、しばらくメンリッヒェンからの眺望を楽しむことにした。
ここからの眺めは、すばらしかった。空気も爽快で、とても気持ちよかった。
メンリッヒェンは、ユングフラウ地方に数ある展望台のうちで、ずば抜けてダイナミックな眺望を堪能できるポイント。南にユングフラウなど三峰、東はグリンデルワルドの村とヴェッターホルン。北にフィルスト、ファウルホルン、シニゲ・プラッテと続き、西にはインターラーケンの町と湖が望める。まさに360度の絶景なのである。


しばらく景色に見入った後、クライネシャイデックへ向かった。約1時間15分のハイキングである。お年寄りや、ベビーカーをおす女性もいた。それでも歩けるコースなので、なだらかなコースといえる。ただ、ベビーカーといっても、超デカイ車輪のついた、ごっついベビーカーなので、普通日本で見かけるようなベビーカーではちょっと無理かも・・・。
このハイキングコースは7・8月くらいだと、きれいなお花畑が広がっているらしい、すでに見頃は過ぎてしまっているが、所々に花が咲き、遠くの方には牛がカウベルを鳴らしながら草をムシャムシャ食べている姿が見られる。眼下には山間の村があり、周囲にはアルプスがそびえ立つ。大パノラマだ!
途中で休憩を取り、朝食で残したクロワッサンを妹と分けて食べた(・・・超ひもじい・・・)。
1時間以上歩いたので、かなり疲れたが、そう長くは感じなかった。クライネシャイデックに着いた私たちは、ちょっと遅いランチをとることにした。ソーセージ・チーズポテト・パン・・・、お腹がすいていたこともあり、とってもおいしかった。昼食が終わる頃、時計は2時をすぎた。
さあ、これからユングフラウヨッホへ行こう!・・・というところで、雨が降ってきた。しかも超曇っている。駅にある山頂のLIVE映像を見に行ったら、真っ暗で何も見えない様子だった。私たちは迷ったあげく、今日はあきらめて帰ることにした。どちらにしても、明日もグリンデルワルドまでは来る予定だったので、明日の朝早めに出て、ユングフラッヨッホへ登ることにした。明日は晴れると良いが・・・。
今度はクライネシャイデックからグリンデルワルドまで登山列車で下りる。列車が通る線路のすぐそばに牛やヤギがいたりする。また、この列車からの眺めも格別だった。
今日は、そのままインターラーケンに戻り、町でおみやげ物を見て周ったりして過ごした。
9/13(水)曇り雨
今日は、早朝に出発するため、ホテルに昨日お願いして、朝食の代わりにランチボックスを用意してもらった。この辺りのホテルでは、こうした手配をしてくれるところが何件かある。
今日の目標は、昨日行けなかったユングフラウヨッホにまず登る、ということだったのだが、今日も雨が降ったりやんだりの、あいにくの空模様。私たちはとりあえずグリンデルワルドまでの往復の切符を買って、列車に乗り込んだ(ホームを間違えて、発車直前に超ダッシュ!)。
グリンデルワルドに着くと、やっぱり空は曇ったままで暗かった。そこでまず観光局へ行って、ユングフラウヨッホの天候をチェックすることにした。観光局の人に聞いてみると、今日は行っても何も見えないという。どうしてもユングフラウヨッホには行きたいのだが、これでは行ったところで・・・。
そこで私たちは、とりあえず、午後からでも晴れてくることを願い、ユングフラウヨッホは後回しにし、まずはグリンデルワルドの駅からバスで15分ほど(徒歩40分)のところにあるグレッチャーシュルフトに行くことにした。
グレッチャーシュルフトは、アイガーのすぐ東側にある、氷河が削ったすさまじい峡谷である。バスが一日に5本しかないため、朝の爽やかな空気の中を、私たちは40分かけて歩いた。


グリンデルワルドの町を歩いてる途中にも、すばらしい景色が見られる。ふと足を止めてみると、自分の立っているところより下に雲がある。なんだか不思議な気分だ。
建物の間に建ってみると、緑が広がる山の向こうに、雪山が見える。しばらくボーっと突っ立って、この景観を楽しんだ。

途中に小さな教会があり、ここから右に曲がりひたすら歩く。
ここから先は、駅前の観光地からはずれ、まったくの田舎の村。
この辺りには馬小屋も多く、糞のにおいがプンプンする。漫画に出てきそうな干草を積んだトラックなんかも止まっていた。
40分間歩き、9:20頃、ようやくグレッチャ-シュルフトに到着したが、10:00にならないとは入れないため、すぐ隣のレストランでコーヒーを飲みつつ待つことにした。なんせ外は寒いのだ。
10:00になり、OPENしたので、入場料を支払い、ようやく入ることができた。
ここは、岩肌に約1キロの歩道がはり付けられており、深いところでは頭上100m以上の高さから岩壁が覆いかぶさっている。怖い怖い・・・思わず腰がひけてしまう。
とにかく凄いところだった。写真を・・・と思っていたが、立ち止まってカメラから岩肌をのぞくとなんだかクラクラしてきて、写真どころではなかった。妹は平気でパシャパシャ撮ってたけれど。
往復で、だいたい45分くらいの行程だった。

帰路は、11:05にバスがあったので、それに乗り、約15分ほどで駅に戻ることができた。
駅に戻り、そろそろお腹も減ってきたので、お昼ご飯にすることにした。
今日のお昼はチーズフォンデュ!駅から程近い、「MEMORY」というレストランに入り、私たちは、チーズフォンデュとソーセージ入りポテトガーリックスープとサラダボールと紅茶を頼んだ。チーズフォンデュには、ワイン・紅茶が良い。私たちはワインはやめ、紅茶だけにした。
かなりくどいと思うけど、超おいしい。チーズフォンデュはワインが効いていておいしかった。スープも家庭料理、という感じでなかなかおいしい。かなりのボリュームだったので、全部は食べきれなかった。すっごく満腹になって、私たちはレストランを出た。
食事を終えた私たちは、駅へ行き、ユングフラウヨッホのLIVE映像をチェックすることにした。
しかし、映像を見ると、山頂は暗い雲に覆われて何も見えない様子だった。行っても何も見えないというのであれば、電車代ももったいないので(電車代がとても高価なのだ)、ユングフラウヨッホはあきらめることにした。
そのまま私たちはグリンデルワルドでコーヒーを飲んだり、ビューポイントでボーっと景色を楽しんだり、ゆっくり散歩をしたりして過ごし、インターラーケンへ戻った。
明日は早朝の電車でインターラーケンを出発し、パリへと向かう。早めにホテルに戻って荷造りをし、さっさと寝ることにした。ベルンから乗るTGVのチケットは日本ですでに購入してあったので、絶対に遅れられないのだ。

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